薬による高血圧治療について

薬による高血圧治療では降圧剤が使われる

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病院での治療の中心となるのは、生活習慣の指導と投薬治療です。生活習慣を見直しても血圧が下がらない場合には、投薬が必要とされます。

高血圧治療薬は、血圧を下げる降圧剤がメインです。様々な種類が存在しているので、医師と相談しながら処方してもらうことが重要です。薬だけに頼らず、生活習慣も並行して見直していきましょう。

病院に行けばすぐに薬を渡される?


高血圧で病院に行くと、すぐ薬漬けにされる!と勘違いしている人も多いようです。病院でもすぐに薬を処方ということはありません。まずは生活習慣の指導から入ります。それでも血圧が下がらない場合に薬が処方されるのです。

糖尿病や心臓病・臓器障害などを持っている患者は、高リスクと判断されすぐに投薬治療が開始されます。最高血圧が180以上、最低血圧110以上の場合にも高リスク患者としてすぐ薬を処方してもらえます。

このように、高血圧以外の疾患や血圧の高さに応じてリスクのレベルが分けれらています。高リスクの場合には、一刻も早く血圧を下げないと危ないためすぐ薬が渡されるのです。薬以外の治療法が…などと言っている場合ではないということです。

中リスクや低リスクの場合には、1か月や3か月と期間を区切って生活習慣の改善を図ります。期間以内に血圧が正常に戻らない場合には、投薬が開始されます。

もちろん薬さえ飲めばいいというわけではなく、並行して生活習慣の改善をしていかなければなりません。修正項目は、塩分・栄養素・減量・運動・節酒・禁煙です。

高血圧治療薬:降圧剤の種類


高血圧を治療する薬は、降圧剤です。これを飲むことで血圧が下がります。薬の作用によって強制的に血圧を下げるという仕組みです。高血圧の原因自体を排除するものではありませんので、投薬治療と並行して生活習慣を改善していくことが重要です。

降圧剤の種類は非常に多く複雑です。代表的なものはCa拮抗薬・ARB・ACE阻害薬・などです。それぞれを簡単に説明いたしましょう。

<Ca拮抗薬>

カルシウム拮抗薬は、筋肉を緩めることで血管を拡張させる薬です。血管の中の筋肉に、カルシウムが入ると筋肉が収縮して血圧が上がります。これを阻止するという仕組みです。降圧剤の中では一番使われている薬です。カルブロック・アダラート・ノルバスクなどの商品があります。

<ARB>

アルギオテンシンU受容体拮抗薬という薬です。Ca拮抗薬に次いでシェアが高い薬です。血管収縮を防ぐなどの作用で血圧を下げます。降圧作用の他にも、心臓保護・腎臓などの効果を持っています。そのため、合併症を持っている方に多く処方されています。

<ACE阻害薬>

AEBと似た作用を持っている薬です。ARBと同じく、合併症を持っている患者に使用されています。

降圧剤には副作用が伴います。副作用については『降圧剤の副作用』で詳しく説明しています。

高血圧の治療は、薬だけに頼ってはいけません。必ず並行して、生活習慣を改善していくようにしましょう。

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