高血圧の人はトイレ(排泄時)に注意

高血圧の人はトイレ(排泄時)で倒れやすい

このエントリーをはてなブックマークに追加

高血圧の患者さんの場合、トイレにも危険が潜んでいます。トイレには様々なリスクがあるのですが、特に注意したいのが「いきみすぎ」です。便器を工夫するなどして、安心して排泄できる環境を整えるようにしましょう。

トイレに潜む罠


日本では、トイレで心筋梗塞などの発作を起こして倒れる人が多くいらっしゃいます。これは世界でも日本にだけ顕著にみられる事例です。どうしてなのでしょうか?理由は様々なものが挙げられています。

和式便所だから

和式便所だとどうしても洋式のものと比べて、排泄時に余計な力がかかってしまいます。力がかかるとその分血圧が上昇しやすくなり、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まるというわけです。

お手洗いは北向きに配置するという文化

日本の伝統的な家屋は、水回りを北向きに配置する習慣があったようです。このためトイレも北にある場合が多くみられます。ですから、冬期などは冷え込みやすい場所の代表になっています。暖かい場所から急に冷えた場所に行ってしまうと、血管が縮んで血圧が上がってしまうのです。

いきみすぎ

日本人、特に女性の方は便秘が多いのが特徴です。便秘になってしまうと、排便時に力を入れすぎてしまいます。この「いきみ」動作時には血圧が50mmHgほど上昇してしまうと言われています。高血圧を患っている方は、もっと変動してしまいます。

このような悪条件が重なるためトイレで倒れてしまう方が多いというわけです。

トイレで倒れる可能性を減らすために


朝家族がトイレに行ったら中で倒れていた…!ということを少しでも防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか。高血圧の方でも安心して排便ができるようなアドバイスをいくつかしましょう。

まずは、和式便所から洋式便所にリフォームをしてしまいましょう。これだけでも、いきみによる圧力がかなり減少します。大幅なリフォームはちょっとお金がない…という方は、和式便所を洋式のような便座に変える商品がおススメです。和式便器の上から置くだけという簡単なものです。ホームセンターなどで売られています。

次に、冬にはトイレを温めるようにしましょう。最近では、トイレ用の小型ヒーターが売られています。脱臭機能が付いているものなどもあって、意外と活躍します。そして、排泄を急がずゆっくりと動作を起こすようにするということです。

出ないものを無理に出そうとするから負荷がかかってしまうのです。どうしても便秘で出ない、という方はかかりつけの医師に相談して薬を処方してもらいましょう。市販の薬は、高血圧に悪影響を与えることもあるのでくれぐれもやめてください。便秘にならないように、食べ物に気を配る様にするのも大事です。

このような話を聞いていると、トイレに行くのが怖い!と思ってしまう方もいることでしょう。しかし尿意を我慢してしまう動作も血圧上昇の原因となってしまいます。安心して排泄することができる環境を整えていくことが重要です。

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加