高血圧と年齢の関係について

高血圧と年齢には深い関係がある

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血圧と年齢は密接な関係があります。高齢になればなるほど、高血圧が発症しやすくなるのです。合併症が発症してしまうリスクも年齢と共に増加していきます。反面、治療の効果も高くなるため、きちんと病院に行くようにしましょう。

どうして歳をとるほどに血圧が高くなっていくのか?


高血圧の人の割合は、歳を取れば取るほど多くなります。どうしてなのでしょうか。次の2点が理由として挙げられるでしょう。

  • 1.加齢とともに血圧が上昇していく傾向がみられる。
  • 2.長年の生活習慣の影響も徐々に出てくる。

2については説明は不要でしょう。1は少し説明が必要です。人間は歳をとると身体のあちこちの器官に老化が生じてしまいます。血管も例外ではありません。

もともとは血管はやわらかいのですが、老化すると硬くなってしまいます(動脈硬化)。ゴム風船を膨らませている場面を想像してみてください。やわらかい風船なら、空気をどんどん吹き込んでいっても風船自体が膨らんでいくのであまり力(圧力)は必要ありません。

これに対して、硬い風船だとどうでしょうか?空気を入れているのに風船はなかなか膨らみませんよね。硬い風船がイメージしづらいなら、自転車のタイヤに空気を入れている場面を思い浮かべてみてください。

硬いものに空気を入れる方が、内部の圧力は強いのです。以上のたとえで、風船を血管、空気を血液と置き換えてみましょう。動脈硬化が起きてしまい血管が硬くなると、血圧が高くなってしまうことが理解できるはずです。

「歳をとると血管が老化して硬くなる⇒血圧が高くなる」というメカニズムです。

高齢者に多い高血圧


高齢者の方は、動脈硬化に伴う高血圧が多いのが特徴です。高齢者に特徴的な高血圧を、収縮期高血圧と呼びます。収縮期、つまり最高血圧が高くなってしまう症状です。反対に最低血圧は低くなります。

硬くなったホースに水を大量に送り込むと、内部の圧力は高くなります。最高血圧が高くなるのはこのためです。同様のホースに水をちょろちょろと流すと、内部の圧力はかなり低くなります。

最低血圧が低いのはこのような理由からです。この例からも想像できるでしょうが、血流が少し変わるだけで血圧は激しく上下します。血圧の変動が激しく、測定しづらいのも高齢者の特徴です。

高齢者だからこそ治療が大事


70歳以上の方は70%以上が高血圧です。血圧が高いのは、歳だからしょうがない…と考えている方、ちょっと待ってください!高齢になればなるほど、高血圧の合併症は発症しやすくなります。お年寄りの高血圧は、非常に危険なんです。

しょうがないと考えずに、病院に行き「適切な治療」を受けるようにしましょう。降圧薬を服用することによる効果は、お年寄りの方が高いです。リスクが高いからこそ、治療の成果も高くなるのです。

加齢によって血管は硬くなってしまいます。これによって血圧は高くなります。適切な治療によって、死亡率を高めることができますので、きちんと医師に相談しましょう。

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